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Hi-Fiアンプの修理 その1 (^^;

 

たけ号のハイラインにはハイファイアンプが搭載されている。 まー別にハイラインでなくてもそれぞれの車種に応じて搭載されているのだが(^^;

後期750のオーディオシステムはフロント6スピーカーとリア4スピーカーの10スピーカー構成となっている。 これも時期によってスピーカーの構成やアンプ構成に違いがあるのだ。 ふーん。

   

肝心のアンプはどこかというと、リアトランク左側面に隠されている。 結構でかいトランクではあるが左右に目一杯容量を取っていないのはかような理由からである。

   

ステーの手前にはCDチェンジャー等に接続するコネクタ類が見えます。

   

オーディオとは関係無いのですが見ての通りトランクリッドステー部、つまりリアシート横にはステーだけでは無く補強板が縦横に張り巡らされています。 国産車ではせいぜいタイヤハウス があるだけですが、E32ではそのタイヤハウスからCピラーに至る部分まで強固に補強されています。

何故か? それはひとえにパッセンジャー保護を目的としているからです。 VIPが乗る7シリーズのリアシートエリアは強靭なシェルに守られてい るのです隠れたとこまで徹底してます。 スゴーい。

   

これがHi-Fiアンプです、同じような形で5シリーズ用もありますし生産国によって担当しているオーディオメーカーも異なります。 

   

Made in JapanとBMWオリジナルのロゴが見えます。 ちなみにドイツ本国のオーナーから頂いた画像にはMade in Germanyが刻印されてましたね。

   

BMWはオーディオメーカーでは無いので当然OEMです。 これはあのアルパイン(アルプス電気日産系列です)製ですね。 ふーん。

   

意味も無くシリアルb撮影(^^;

   
同じようなモデルでも構成によってコネクタが異なります。 左側は電源と入力信号系なので殆ど同じですが右側のコネクタは構成されるスピーカー数によりピン数が異なるコネクタとなります。
   
左のコネクタを見ると、ふんふん見るからに電源・アース・入力系ですね
   
裏返すと残りの入力系。 まー考えれば分かりますがフロント左右とリア左右で8本と電源2本とアース2本ですから。

どれがどれかは今回は省略します。 次回マルチアンプ構成に変更するときに説明という事で(^^;

   
こちらは出力系のコネクタ。
   
これも予想通り。 10束20本の構成ですね、しかしちゃんとよじってありますねオーディオに詳しい人は分かるこだわりです。
   
さて表題にもあるように今回は修理が目的。

そもそも何が不具合なのかというと、このアンプその日によって各スピーカーからの出力バランスがバラバラなのだ(爆)。

まー大体古いアンプはよくある事でアンプはメンテしないと10年程度の寿命である。 たけは自宅のオーディオにはうるさいオタクなのだが車はまーいいか状態で放置プレイ状態であった。

見ての通りアルパイン製なのでまー普通である。

   
スピーカー10個に対して6個のコンデンサーでドライブしている、勘違いしてはいけないのだがリアのツィーターとフルレンジはドライブ電源が1つなだけでネットワーク上は完全に独立したドライブ構成である。 (興味無い人には関係ないが)

お約束通りコンデンサの液漏れにより電源が不安定化している。

   
と言う事で液漏れを起こしていたドライブコンデンサを6個交換した。

実は交換に当たってはゴールドコンデンサかブラックコンデンサが欲しかったのだが、そもそも修理して他に不具合がある可能性もあるので一度廉価版に交換して様子をみる事にしたのだ。

ゴールド?ブラック?って何?って人はあまり突っ込まないで下さい(趣味の世界です)。

   
交換後の画像。 アンプを戻して確認をするとバランス系は完治した、がっ、右リア信号が死んでいる…  しまった静電気障害かー、コンデンサーは小さくても電池と同じなので交換するときにちょっとした事でショートを起こす、恐らく右リア回路はお亡くなりに…

しかし音はと言うと。。。 うーんエイジングされてないので何とも軽い音である、アンプは電源が命であるやっぱりブラックが欲しい(爆)

   

 


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